初心を忘れずに心がけていきたい内容が沢山
いつも彼に注目して、ちょっとしたことに気づいたり、立てたり、話を上手に聞いたり・・
というような彼に特別感を与える接し方。
始めの頃は自然にできてるのに、付き合いが長くなって友達のような(?)仲になってくると
なかなかできていなかったりします。
普段から彼にこういう接し方をすることができていれば、(ずーっと続けられれば)
マンネリになったり、出来心の浮気に走られたり
水商売にハマられたりはしないんだろうなぁ?と思いました。
彼との接し方だけでなく外見の磨き方にも触れられています。
読むと、良い女になろう!と思えます。
小悪魔風に振舞うとかいかに騙すかということではなく、
実際の真面目な付き合いにも活かせる内容が多くて
好感が持てました。(良い意味で、あまりホステスらしくない?)
この本の内容を心がけて実践できれば、知的で上品な女性になれそうです。
「プロ」になりたい女性にお勧め
文中で著者が、自分を「ピュアな女性でありたい」と言っていますが、それを証明している本だとおもいます。この本には、フロムエーを見て銀座のホステスをはじめてから、八丁目で店を出すまでにいたった正統派ホステスの「手練手管」が描かれています。ちなみに、「八丁目」は高級と名高い銀座のクラブの中でもステータスとされています。 手練手管といっても、口八丁手八丁でだますようなことはなく、むしろ経験則をまとめたような本です。「自分のイメージを確立させる」「彼を褒めるのはあなたの最大の仕事」など、ある意味プロの女性にとっては「当たり前のこと」が書かれています。 さらに、一つ一つの項目が、お化粧であったり、髪の毛についてであったり、美容法であったり、また心持ちであったり、、、日常的でとっつきやすい題材について、明日から使える実践的な内容をこっそり私達に教えてくれています。 しかし、その言葉一つ一つがプロ意識に裏打ちされており、決して「ボロ」など出さないという腹のくくり方もうかがえて、覚悟のすわった女性でないとなかなか著者のようにはなれないかもしれません。 しかし、一人の美貌に恵まれた女性の生き方として興味惹かれるものであり、おそらくは著者が10数年にわたり苦労した経験から生まれた言葉を、こんなにもあっさりと、読めてしまってよかったのかしら?とさえおもいます。著者の収入に比べたらたいした印税にもならないのに、宝ともいえる著者の手練手管を惜しみなく明かしてくれます。お客さんに読まれても大丈夫なのかしら・・?とこっちが心配になりますが、それがきっと著者のピュアゆえのところかな?、、とその野心的な意図のわりにさわやかな後読感がえられる本でもありました。
すべての女性に・・・
この本はただ単に男性に愛される方法を言っているだけれはありません。自分自身を愛する、自分自信を楽しく生きてゆく、そういった方法も綴られています。『できるだけ綺麗になる努力をする。』女性が女性として誇りをもって生きるすばらしさ。普段忘れかけている自分磨きの意欲をかき立てる本です。
フォーシーズンズプレス
銀座ママはお見通し 愛され美人といい男の秘密 “本命(カレ)”をトリコにする方法―銀座ママがそっと教える 美しく、強く、生きるワザ―銀座で学ぶ「仕事と華」 ホステスさんに学ぶもてなす女の美学―「いい女」になるための56章 銀座バイブル―ナンバーワンホステスはどこに目をつけるのか (祥伝社黄金文庫)
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