小さな悪魔の背中の窪み―血液型・病気・恋愛の真実 (新潮文庫)



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小さな悪魔の背中の窪み―血液型・病気・恋愛の真実 (新潮文庫)
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興味津々

本の内容、信憑性については賛否両論分かれるところだと思いますが、自然科学への興味の一歩になるし、著者も一番それを望んでると思います!正しい、正しくないは置いといて、楽しく読めて自然科学に興味が湧き、ワトソン・クリックの遺伝子の本を読んだり、わくわくしました。今全書読破して、参考文献に挙げられてる本を読んでます。
意外とマシかも

血液型と性格に相関があることを明確に示す、と最初に書いている。どんなトンデモな理論を持ち出してくるのだろうかと少し期待した。言霊もクオリアも出てこなくてがっかりだ。
科学者としての中立性を保とうとしているのだが、そこかしこに自分の考えへの偏重が散らばっている。
本書の内容を信じるのなら、一応血液型と性格に相関がないわけではない。統計処理によって一応の相関を見いだしている。ただし、巷で騒ぎまわっているような意味は全くない。
血液型に関しては前半の半分くらいで、残りは免疫学に関する話。前半とは相当内容が変わるが、著者の血液型信仰をサブリミナルのようにほのめかす。
著者が本書を書いた意図が読めない。
本書を読んで信じる人がいたらどうするんだろう

はじめに断っておきますが、現代科学では、血液型は胃腸の働きにほんのわずかに影響しているだけで、免疫疾患との関連性は認めらないことがわかっています。

血液型の免疫疾患について本書は語っているが、本書は1999年に出版されたものです。
さらに本書が参考にしている資料はもっと昔ものです。

百歩譲ってこの本が1999年に出版したもので、作者に充分な知識がなかったことを考慮しても
本書が流用している資料は誤認が多すぎるし、事もあろうに性格と結び付けようとする作者の論理は滅茶苦茶です。
この類の書物は、昔はよく発売されていて、それぞれが違う結論をだしていましたが、本書の著者もその例に漏れず結論が違っています。
よくも作者はこんな出鱈目な内容を惜しげもなく公表したと思う。
本書の著者のような人と、それを妄信するような人は、自分達が世の中に偏見と差別の連鎖を生んでいることを自覚してほしい。

おもちろいなあ

人間が、4つのパターンに集約されるとは思いません。何十億と言う人間が、4つの箱に分けられるはずが無いですものね。しかし、こう言う遺伝学的な側面からの一因は誰も否定する事は出来ないのです。免疫的な要因も十分歴史を考察すれば、説得的です。それにしても、竹内女史、普段から研究室でこんな話を仲間とやっていたのだろうな。これは生物学者の楽屋ネタのような気がしてきました。十分、面白いです。
先生・・・・・エッセイですよね,これ。そう言って下さい(泣)

 病気と血液に関連があり,病気に強いO型は社交的になるのだとする考え方,それはそれで面白いのだが,“O型が社交的である”ということの真偽についてはあまり突っ込まれていない。要するに,現象をすっ飛ばして,メカニズムの説明に突っ走っているのである。全体的に理論先にありきの書き方である。
 男の格好良さと寄生虫,女の肌の白さと皮下脂肪,血液型と病気の関連も確かに面白い。しかし,数ある特性の中でそれらが淘汰の中で優位に働いたことに関しては,かなり無理矢理に説明している。いや説明というよりは,“現象の無視・歪曲”である。例えば,肌の白さと皮下脂肪(安産に重要)の関連を強調し,だから肌の白い女を好む遺伝子が生き残ってきたという主張を散々繰り返した後,黒人の場合は,それよりも紫外線からの防御が大切だから,黒人の場合は黒い方が美人とされるのであるという。このような説明方略を用いておれば,何とでも言えそうである。
 他にも,長生きした画家や生物学者を並び立てて,画家と生物学者は長寿であると結論づけている部分など,はっきり言って,口をポカンと開けてしまった。およそ理科系らしくない推論である。
 しかしまあ,これはエッセイである。そう,エッセイなのである。仮にも竹内先生のご著書である。
 だから,いい本だったということにしておく。



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