うまくまとまっている!
ファシリテーションの本を何冊か読んだが、この本が一番まとまっていて、わかりやすかった。ファシリテーションをもっと深く知りたい!、実践的に役立たせよう!という人たちには、もの足りないとは思うが、はじめてファシリテーションに関する本を買う人たちには、この本が一番おすすめだと思う。
役に立たない
いろいろなことを盛りこもうとしたのか、内容が総花的で、それぞれのコンテンツは薄く、物足りない。そもそも、「組織を動かす」とか「社員の意識を変える」という点に主眼を置いて書かれたとのことであるが、通常のファシリテーション解説書との違いが見出せない。ファシリテーションの技術を身につけるためには、もともと実践的訓練が必須であり、書物では限界がある。その限界を超えるような工夫が全く見られないのは残念である。この本を読んでも、ファシリテーションとはこういうものだ、というイメージはつかめても、ファシリテーションが出来るようになることはないであろう。
良書だが内容が浅い
ビジネスが多様化、複雑化し、従来のような閉ざされた村社会でのコミュニケーションから異文化、異国の人とスピーディーにビジネスを遂行していくスキルが必要となってきた。ファシリテーションという技術が注目されてきたのはそのためであるう。同書は、主にファシリテーションについての基本的な考え方や事例を紹介した本であり、非常に読みやすく分かり易いのだが、それだけである。ファシリテーションの意義というか、筆者独特の洞察や視点に面白いものはなく、新しいコンセプトを紹介する時にありがちな、きれいにまとまったマニュアル本のようなイメージだ。非常に大事なコンセプトであるだけに、もうちょっと突っ込んで欲しかった。
コトバに興味があって買った本。
最近社内でも「ファシリテーター」というコトバが 使われるようになってきた。 はて「ファシリテーター」ってなんだろう? そんな時に目に入った本。2・3年前に流行ったコーチングに近い印象。 コミュニケーションマネージメントとでも翻訳する感じでしょうか。 複数の人と関わりながら物事を決める必要がある立場の人、 読まれてはいかがでしょうか。
PHP研究所
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