入門の金融 投資信託のしくみ (入門の金融)



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様々な視点での投資信託がわかる

投資信託について、個人投資家の立場だけでなく、ファンドマネージャーなど、
運用側の視点でも解説されているため、幅広い知識を身に付けることができます。

個人投資家から運用を仕事にしたい方まで、幅広く役立つ一冊だと思います。
現役ファンドマネジャーによる入門書

プロフィールによれば、優秀なファンドマネジャーのようです。

すべて見開き2ページで一つの項目が書かれています。
左ページ3分の2のスペースを図表・絵に充て、理解を容易にするよう配慮されています。
2色刷りなのでわかり易いです。

また、できる限り日常の馴染みのある事柄に置き換え、説明がなされています。

一つの章を「ファンドマネジャーの実像」として記述しているのも、他の入門書にはない
特徴でしょう。

気になる点として、全般に「株式アクティブファンド」にやや偏っており、インデックス
・債券・リートの説明がやや不十分な感があります。

また、説明に自ら担当する「凄腕」ファンドを挙げるのは具体的でいいのですが、一ヶ所
自慢めいた表現があったので、ファンドの宣伝と捉え「★四つ」にしました。



ていねいで平易な説明

 投資信託について、基本的な知識を見開き1項目でていねいに説明している。金融機関のホームページや広告で「これは何?」と思うような概念はほぼもれなく取り上げられており、説明とイラストによって無理なく理解できるよう工夫されている。入門者にはありがたい一冊であり、買って損はないと思う。
 しかし、あえて難をいえば、著者が株式型投資信託のファンドマネージャーであるため、株式型以外の説明はやや手薄である点。また、どんな投資信託が良いかについても、具体的な商品の選択方法がわかるわけではなく、結局は「信頼できるファンドマネージャーが関わっているか」という結論に偏りすぎていると思われる。多くの商品の中から「何を選べばよいか」に悩む人にはもの足りないかも。



日本実業出版社
投資信託の教科書 (アスカビジネス)
<入門の入門> 株のしくみ (入門の入門)
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新興市場銘柄 投資の基礎―個人投資家のための
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